東洋蘭センター 新芽会の報告
7月1日から3日までの3日間東洋蘭センターで新芽会を開催しました。久しぶりの当店の新芽会でしたが、宮崎県内をはじめ県外からもたくさんの方に出展・来店頂き、大変盛況なものになりました。誠に、ありがとうございました。
今年は、例年に比べて宮崎県地区の春先の気温が上がらず低かった為、新芽の伸びが悪いと言われる方が多かったにもかかわらず、出展頂いた品物は、どれも素晴らしいものばかりでした。期間中、来店された方からは、どの新芽会にも負けないとてもレベルの高い新芽会で、出展するには、かなり気合をいれて作をしてこなければいけないと称賛の声をたくさんいただきました。
今回の新芽会の総合優勝は、評価額1000万を超える「羅冠」でした。とてもきれいで大きな芽を付けていました。文句なしの受賞で、羅冠をこえる柄物は、なかなかないのではないでしょうか。
蒼琳をはじめ、京の夢、南極、縄文錦、大雄、交配種など本当にたくさんの素晴らしい品々雛壇を飾っていました。どれも皆様の自慢の一品だけあって、見ごたえ十分の展示会でした。これから毎年新芽会を開催してまいりますので、どうぞ皆様の自慢の一品を出展下さい。
蘭センターの社長より一言
現在の人気の動向は、柄物が注目を浴びています。値段も安いものから高額の商品まで動きがあります。柄物は、稀少度が高く市場にもあまり出回らない為、仕入れるのもなかなかといったところでしょうか。大変高額ですが「羅冠」にも数件の問い合わせがありますが、品物がないため残念ですが御断りをしている状況です。
今回は、多くの方に参加して頂き、誠にありがとうございました。皆様方の蘭を育てる力が想像以上に素晴らしいもので、また、それに情熱を感じました。
蒼琳の新芽の作の出来栄えは特に目を見張るものがあり、今大会でも大変目立っていました。
「島津」
この交配種は、チャボ葉が幅を引いて大変迫力がありました。
今年花を咲かせるのではないでしょうか。