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4.「葉を切る」編

3:17 PM

東洋蘭センター 植え替え講座 「葉の切る」編

 今回は、葉の切り方についてです。

一般的に、蘭の葉の寿命4~6年です。ですので、4,5本立の蘭のバック木が枯れていくのは、ごく自然なことなのです。特に新芽だ出る時期などは、バック木が枯れ易いです。ですが、その枯れた葉をそのままにしておくのは蘭が美しく見えませんので、綺麗に処理を行います。

展示会に出品する時は、花だけでなく葉全体にも目を向けることをお忘れなく。葉の処理をするのとしないのでは、その鉢の印象を全く違うものになります。それだけ重要なことです。

 基本的に根の処理をする鋏と葉の処理をする鋏は同じもので構いません。ただ、同一の物の処理に限ります。他の蘭を切ったハサミの使い回しは絶対に使用しないと決めておきましょう。バイラスなどの病気の感染の原因となります。自分のところにそんな鉢はないと思うかもしれませんが、万が一という事がありますので、肝に銘じてハサミの使い回しをしないと決めておくと安全です。一度使ったハサミは熱処理などをして殺菌しましょう。

 

葉を切るときは、自然に見えるように斜めハサミを入れ切りましょう。まっすぐ切ると不自然になり、全体的に違和感が出てしまいます。ご注意ください。ハサミを入れたけれど、ハサミを入れたことを感じさせないように気を付けることが大切です。

 上記の作業を繰り返すとすっきりとした蘭になり、愛着も増すことでしょう。綺麗な鉢とそうでないと鉢とでは、意識していないところで差別してしまうものです。1~2年に一度このようにしてあげると蘭も勢いよく育ってくれることでしょう。

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