7月の寒蘭管理
一足早く梅雨明けとなり一層暑い日が続いております。
蘭舎の風通しを良くして、室内温度に気を使いましょう。
引き続き殺菌や害虫駆除にも力をいれなければなりません。
当店では、昨年 のこの時期に殺虫剤を散布し、、1週間後に2度目の殺虫剤を 使用しています。その後、一週間おいて殺菌剤を散布していました。殺菌剤散布後12日目で再度、殺虫剤を散布しています。全て、潅水の日を避けて薬剤散布後すぐに潅水を行わない様に気を付けましょう。これは、昨年の散布状況ですのでご参考までに。
スプラサイド(乳剤)1,000倍を噴霧器を使用して、新芽を中心に散布します。必ず、初めの散布から一週間後に2回目を散布しなければ効き目がありませ んのでご注意ください。(1回目の散布で成虫を駆除し、2回目の散布では1回目では駆除しきれなかった卵から、孵化した幼虫を駆除す る為です。)
この時期は、潅水の間隔が短くなりますので、殺 虫剤・殺菌剤は、潅水を行った次の日に散布するしましょう。殺虫・殺菌を行った次の日に潅水をすぐにしてしまうと、水で洗い流すことになってしまい、その 効果が薄れること防ぐためです。薬剤を散布する時には、風通しを良くしてしっかりと乾くように気を付けます。乾いていない状態のままですと薬害を起す可能 性があります。
※当店では、殺 虫剤としてスプラサイドを使用していますが、この薬品は劇薬ですので散布する際には、十分な注意が必要です。肌の露出を可能な限り避け、マスクなどを直接 吸引しない様にしなければいけません。雨合羽、帽子、ビニール手袋を着用すると良いかもしれません。その他、有効な殺虫剤としてはオルトラン粒剤が有効で す。
今の時期の防虫がとても大事です。虫に蘭の新芽がやられてしまっては跡が残って、キズや傷みになりますので、しっかり行いましょう。虫にやられて、後悔しないようにしっかり予防を行いましょう。
この時期からは、灌水は夕方に行うようにする。薬剤散布も同様
一日中雨が降る日は夕方でなくてもかまいません。注意点は、気温が高く日照がある時に灌水すると鉢が蒸れてしまいスッポ抜け(新芽が蒸れて枯れてすぽっと抜けてしまうこと)が起こる可能性が上がります。天気の変わりやすいこの時期の灌水は夕方からあげると失敗を防げます。
当店では、潅水を2回行って、ランパワー(活力剤)1回を潅水させます。水→水→ランパワー→水→水→ランパワーの順番で年中を通して行っています。ただ、季節に応じて、その間隔が変化します。
7月は2~3日あけての潅水が基本ですが、天気が良く風があり乾燥が激しい場合は中1日置いての潅水の日も有りました。、(当店では、昨年のデータによると7月に入ってからはこの間隔であげていますが蘭をおく環境にもよりますのでご自分の鉢の乾き具合をみて灌水してください。)
当店では、全商品に黒土混合化粧土を使っていますので土の湿り具合がよくわかります。
鉢をよく観察して必要に応じて灌水することが大切です。
この時期に株分けなどはしない。
この時期に花芽が形成されるので株分けなどはしない様にして下さい。活力剤を与え蘭を活性化させてあげると良いでしょう。


自然界最後の至宝





