8月の寒蘭管理
毎日暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
近年、暑さが厳しくなってきていますので蘭の管理もそれに合わせて対応していきましょう。
特に日差しが強い様ですので日よけを十分にされた方が葉焼け防止になります。
引き続き殺菌や害虫駆除にも力をいれなければなりません。
当店では、昨年 のこの時期コテツ フロアブル(殺虫剤)を2千倍で使用した後、2週間後にスプラサイド乳剤40(殺虫剤)を散布しています。その後、1週間後に2度目のスプラサイド乳剤を 使用していました。全て、潅水の日を避けて薬剤散布後すぐに潅水を行わない様に気を付けましょう。
スプラサイド(乳剤)1,000倍を噴霧器を使用して、新芽を中心に散布します。必ず、初めの散布から一週間後に2回目を散布しなければ効き目がありませ んのでご注意ください。(1回目の散布で成虫を駆除し、2回目の散布では1回目では駆除しきれなかった卵から、孵化した幼虫を駆除す る為です。)
この時期は、潅水の間隔が短くなりますので、殺 虫剤・殺菌剤は、潅水を行った次の日に散布するしましょう。殺虫・殺菌を行った次の日に潅水をすぐにしてしまうと、水で洗い流すことになってしまい、その 効果が薄れること防ぐためです。薬剤を散布する時には、風通しを良くしてしっかりと乾くように気を付けます。乾かない状態のままですと薬害を起す可能 性があります。
※当店では、殺 虫剤としてスプラサイドを使用していますが、この薬品は劇薬ですので散布する際には、十分な注意が必要です。肌の露出を可能な限り避け、マスクなどを直接 吸引しない様にしなければいけません。雨合羽、帽子、ビニール手袋を着用すると良いかもしれません。その他、有効な殺虫剤としてはオルトラン粒剤が有効で す。
今の時期の防虫がとても大事です。虫に新芽がやられてしまっては跡が残って、キズや傷みになりますので、しっかり行いましょう。虫にやられて、後悔しないようにしっかり予防を行いましょう。
引き続き、灌水は夕方に行うようにする。薬剤散布も同様に
一日中雨が降る日は夕方でなくてもかまい ません。注意点は、気温が高く日照がある時に灌水すると鉢が蒸れてしまいスッポ抜け(新芽が蒸れて枯れてすぽっと抜けてしまうこと)が起こる可能性が上がります。天気の変わりやすいこの時期の灌水は夕方からあげると失敗を防げます。
| 8月 | |
|---|---|
| 蘭の管理 | ・20日過ぎから植え替え・株分けをしてもよい。(温度が高くなっているので、植え替え作業は涼しい場所がある場合行う。
・ハダニ・ハモグリバエ・スリップスなどの活動が活発になるので殺虫を最低二回行う。 |
| 風 | ・蘭舎の風通しを良くし、室内温度が上がらないようにする。 |
| 日光 | ・日光を70~80%遮断する、午後は80%以上遮断する |
| 灌水 | 1~3日おき |
| 活力剤 | 毎月2回 (ランパワー) |
| 殺菌 | ・キノンドー 100倍 ・ダコレート 1000倍 ・トップジン |
| 殺虫 | ・スプラサイド 1000倍×2回 (2回目の散布は、1回目の1週間後) (虫予防のため) ・オルトラン粒剤 ・コテツ2000倍 |


自然界最後の至宝





